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そこまでやるか、テインの「高品質」流儀

品質の最終関門、3人のサムライたち

【試乗評価】

ストリート用のショックアブソーバで重要な性能は「乗り心地」。その感じ方は人によって千差万別で、正解はありません。
しかし、「乗り心地の良さも品質の1つである」と考えるテインは、試乗評価によってその問題を解決しています。
試乗評価のメンバーは、社内の厳しい資格認定試験をクリアした、開発、商品企画、品質管理の担当者3人。それぞれの立場から評価をくだし、たとえ1人が1項目でも不合格とみなせば、製品は市場で販売されることはありません。この最終試験に、全項目で全員から合格点が出なければ、開発はやり直しとなるのです。
厳しい品質管理とこだわりのもと、テインがお届けするのは「部品」ではなく完成された「製品」。お客様のドライビングに、高い付加価値を提供します

計測機器すら疑うテイン

「今測った10.0mmは、本当に10.0mmですか?」 そう問われたら、あなたは何と答えますか? ノギス、マイクロメーター、荷重試験機、ショックアブソーバテスター。製品を出荷するまでの工程で、テインでは検査のために多種多様な計測機器を使用します。
万一、その計測機器自体が狂っていたら、当然製品の精度を保つことはできません。すべて検査が適正に行われるためには、計測機器も正確である、という前提が不可欠なのです。
テインでは、すべての計測機器は登録、管理され、定期的に校正しています。校正は、国家標準器を使用して行います。国家標準器の10.0mmは、寸分たりとも違わない本当の「10.0mm」です。この国家標準器の10.0mmを測定して、10.0mmと表示されて初めて、それは正確な計測機器と証明されるのです。ここまで徹底して計測機器までも疑うテイン。ですから、例え新品でも登録されていない計測機器は、検査活動には一切使用できません。

計測機器

逃げない。そして隠さない。自ら製品を切り刻む時、その目に宿した誓い

お恥ずかしい話ですが、過去テインは世に出てはいけない製品を出してしまったことがあります。一部の製品に不具合が発見されたため、自主回収を行ったことがあります。
これらの不具合品は、修理や再利用など一切することはなく、テイン社内で切断処理し、廃棄されます。自分たちの製品を、自分たちの手で切り刻む。非常に心苦しいのも確かですが、最も大切なのは、お客様の安全、安心、そして信頼。不具合品が再び世に出てお客様にご迷惑をかけないように、テインに課せられた使命なのです。
何よりも、二度とこのようなことを起こさないように全社員が強い誓いを胸に、テインは今まで以上に厳しい姿勢で品質管理に臨んで参ります。

自主回収

「当たり前のことを、当たり前にやる。その難しさを、テインは知っている」

厳正な品質管理を進めてきたテインでは、2002年3月、ISO9001認証を全事業所で取得しました。これは、アフターパーツメーカーにおいては、テインを含めてわずか数社だけです。ISO9001のルールは特別なことを要求していませんが、誰でも簡単に認証を取得できるものではありません。「当たり前のことを、当たり前にやる」。その難しさを、私たちは知っています。すべてはお客様の安全、安心のため、テインでは様々な品質活動を行っています。不良品を作らないシステムもそうですが、万が一不良品が世に出てしまった時でも、迅速に対応できるシステムがあります。でも、品質を司るのは結局人なんです。いくら優秀なシステムがあっても、そこに携わる人がルールを守らなければまるで意味がありません。テインが徹底して社員教育を行うのは、「人を育てることが、結果として高品質を維持する」ということを知っているからです。テインは決して、品質に対して妥協はしません。

JIS