EDFCシリーズ モーター取り付け時の注意点 Part2

EDFCシリーズのモーターをショックアブソーバに取り付ける際、モーターシャフトを破損させてしまうトラブルが多く見受けられます。

このトラブルの原因ですが、ピストンロッドにモーターをねじ込む際、モーターシャフトがヘックスボルトの奥に当たっている状態でモーター本体を無理に締めこんでしまうと、モーターシャフトが上に押されて破損に至ります。 そのためモーターを取り付ける際は、下記の手順で、必ずモーターシャフトを一緒に締めこみながら、モーター本体を締めこんでいく必要があります。

まず、ヘックスボルトとモーターシャフトの六角部を合わせて挿入します。

モーターを手で保持したままマイナスドライバーでモーター中心部のシャフトを右へ3回転回してください。

モーターを仮締め位置まで(止まるまで)ねじ込んでください。モーターシャフトはモーターと共に回転しますが、モーターを回す手が重くなった時はマイナスドライバーでモーターシャフトを右へ2回転ほど回して、再度モーターをねじ込んでください。

モーターを規定トルクで本締めしてください。その後、マイナスドライバーで右に1回転、左に1回転させてモーターシャフトがスムーズに回転する事を確認してください。