電動減衰力コントローラ"EDFCシリーズ"のモーターを取り付ける際、イモネジの六角穴とモーター軸の六角部が正確にかん合していないのにモーターを締め付けると、イモネジは締め込まれないまま、モーターだけが締め付けられるため、モーター軸が曲がったり、モーター自体を破損させてしまう場合があります。【写真1と2】
これはイモネジの六角穴とモーター軸の六角部のかん合状態を目視で確認できないため、発生してしまうトラブルです。このトラブルを未然に防ぐためには、ヘックスボルトをシャフト上面と同じ高さに調整し、【写真3】、モーター軸の六角部が正確にかん合したことを確認してから、慎重にモーターごと締め込んでください。【写真4】
この時、モーターがピストンロッドにねじ込まれるまでモーターは非常に不安定なので、誤ってモーター軸を曲げないようにして下さい。 また締め付け時にモーター配線がエンジンルーム内に引っ掛かって破損しないよう、十分注意が必要です。 万が一モーター、または配線を破線させてしまった場合、修理は不可能なのでモーターの交換が必要です。