全長調整式車高調整機構を採用している車高調は、車高調整の際にブラケットロックをゆるめ、シェルケースを回して車高を調整することがあります。【写真1】 EDFCシリーズを装着していなければ特に問題ありませんが、もしEDFCシリーズを装着している場合は、忘れずにモーターのカプラー【写真2】を外してから車高を調整する必要があります。
このカプラーを外すのを忘れて車高を調整してしまうと、次のようなトラブルが発生します。 車高調整のためシェルケースを回転させることにより、ショック先端に取り付けられたモーターも一緒に回ってしまいます。そうするとモーターの配線がモーターまたはショック先端などに巻き付き【写真3】、 結果的にはモーターの配線が断線してしまいます。そのため全長調整機構にて車高を調整する場合は、必ず最初にモーターのカプラーを外して頂くようお願いします。