EDFCシリーズのモーターの防水加工がなされてなかったり、不完全であったために、カバーの隙間から浸水しモーターの破損へとつながるトラブルが後を絶ちません。水が直接掛かる場所へ取付ける場合には、シリコンシーラントで防水加工が必要になります。常に水がかかる状況では、モーターとカバーの隙間や、ハーネスを伝って浸水がみられるためです。今一度、防水方法と防水箇所をご確認いただきますよう、宜しくお願い致します。防水加工は次の通りです。
通常どおりモーターをショックアブソーバに取付けてください。その後、モーターとカバーの間に隙間ができないようにモーターカバーを装着し、【図1】にシリコンシーラント等で防水加工を施して下さい。
倒立式ショックアブソーバはショックアブソーバ下部にモーターを取付ける構造のため、特に水が掛かりやすくなっています。モーターとカバーのわずかな隙間からの浸水も防ぐように、斜線部分【図2】にシリコンシーラントを塗った後【写真1】、モーターをショックアブソーバに取付け【写真2】、ゴムカバーを装着していただくようお願い致します【写真3】。なおゴムカバーを取付ける際に、カバーの口元がめくれたり、片寄りができたりする場合には、カバーの四隅を2~3回づつ引っ張ったり、放したりすると、カバーの形を整えることができます。 どちらのタイプともケーブル保護チューブのコネクター側から、ケーブルを伝ってモーターまで水が入り込む場合がありますので、シリコンシーラントで隙間を塞ぐ防水加工を施してください。【写真4】またゴムカバーはケーブル保護チューブにかぶせるように、取付けてください。【写真5】このカバーは、保護チューブの上にかぶせることで、隙間が無くなり、密閉状態となり防水効果が生まれます。保護チューブにかぶせていない場合は隙間から浸水し、モーターの故障に繋がります。